赤ちゃんや幼児を抱っこする際に使い勝手が良い育児グッズとして、抱っこ紐やヒップシートがあります。
特に2歳を過ぎたお子さんを抱っこする際には、腰への負担を軽減するためにもヒップシートがおすすめです。
しかし、多くの種類があるため、どれを選べば良いか悩むことも多いですよね。この記事ではおすすめのヒップシートをご紹介します。
ヒップシートの選び方
ヒップシートは、赤ちゃんや幼児を抱っこする時に非常に便利な育児グッズです。
ここでは、1歳、2歳、3歳の子供に対応したおすすめのヒップシートを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
年齢と体重に合わせた選び方
ヒップシートを選ぶ際には、まず対象となる子供の年齢と体重を確認することが重要です。
1歳から3歳までの子供は成長が早く、体重も増えるため、それに対応した耐荷重のヒップシートを選ぶ必要があります。
多くのヒップシートは最大20キロまでの耐荷重があります。
また、年齢に合わせて機能やデザインも選びましょう。1歳の赤ちゃんには、広い安全ベルトやクッション性の高い座面がついたものが適しています。
一方、2歳から3歳の幼児にはシンプルで軽量なモデルがより便利です。お子さんの成長に合わせて、最適なヒップシートを見つけることが大切です。
装着のしやすさ
ヒップシートの選び方として、装着のしやすさも重要なポイントです。
育児中は時間に追われることが多いため、簡単に装着できるヒップシートは非常に助かります。
具体的には、片手で簡単に装着できるバックルや、調整がしやすいストラップのデザインをチェックしましょう。
特に、2歳や3歳の子供の場合、活発に動くためすばやく装着して安定させることが求められます。
さらに、両親それぞれが使う場合には、身長や体型に合わせて簡単に調整できるモデルがおすすめです。
多くのヒップシートには調整可能なベルトやストラップがついており、これにより快適に使えるようになります。
また、取り外しがしやすいデザインも考慮すべきポイントです。
外出先での急な用事にも対応できるため、装着が簡単であることが総合的な使い勝手を大きく向上させます。
安全性と耐久性
赤ちゃんや幼児を抱っこするためのヒップシートは、安全性と耐久性が最も重要です。まず、使用する材料が頑丈であることが求められます。
耐荷重がしっかりと表示されている商品を選び、その範囲内で使用することが基本です。また、安全性を確保するために、ベルトや留め具の強度も確認しましょう。
しっかりとした耐久性の高いプラスチック製バックルを持つヒップシートが安心です。
耐久性については、頻繁な使用に耐えられるかどうかも考慮する必要があります。
子供と共に成長する3年ほどの期間、使用することを考えると、高品質な素材と作りが重要です。
たとえば、布地が丈夫で破れにくいものや、洗濯しても劣化しにくいものがおすすめです。安全規格に適合しているかどうかも確認することで、さらに安心して使用することができます。
1.2.3歳おすすめの疲れにくいヒップシート5選
ここでは、1歳、2歳、3歳までの幼児を対象としたおすすめのヒップシートを5つ紹介します。
ヒップシートは、歩き始めた幼児の抱っこに非常に便利な育児グッズで、親の腰への負担を軽減します。
耐荷重や使用感、安全性が評価されている商品を厳選しました。各商品の特徴と利点について具体的にご紹介します。
ポルバン アドバンス
「ポルバン アドバンス」は、多機能タイプのヒップシートで、1歳から3歳までの幼児に対応しています。
特徴として安全性と耐久性が高く、腰への負担を軽減するデザインが人気です。最大15キロまでの耐荷重で、子供が成長しても長く使用できます。
また、ポルバン アドバンスは簡単に装着できる点も魅力で、忙しいママやパパにとって使いやすいアイテムです。
大容量のポケットも付いているので、ちょっとしたお出かけも最適です。
カラーも多数揃っており、自分のスタイルに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
ヒップシート コペルタ
「コペルタ」は、シンプルでありながら高機能なヒップシートです。最大20キロまでの耐荷重があり、1歳から3歳までの子供に対応しています。
このヒップシートは、軽量で持ち運びが簡単なため、外出時や旅行時にも便利です。装着もスムーズで、忙しい朝でも短時間で準備できます。
さらに、コペルタは小さい子供も安心して抱っこできるように安全ベルトがついています。
また、ずり落ちないように座面には滑り止めがついているのも嬉しいポイントです。素材も肌に優しいものが使われており、赤ちゃんの肌にも安心です。
BORN BOON 2WAYヒップシート
「BORN BOON」は、ユニークなデザインが特徴のヒップシートで、親子の絆を深めるアイテムです。
最大20キロまでの耐荷重で、6か月から4歳までの子供に対応しています。
この商品は、腰と肩の負担を軽減するために設計されており、長時間の抱っこでも親が疲れにくい構造になっています。
装着時のフィット感も優れており、子供が動いても安定して抱っこが続けられます。
また、抱っこ卒業後もショルダーバッグとして長く使うことができます。デザインもシックで、どんなスタイルにも合わせやすいのが魅力です。
ケラッタ ヒップシート
「ケラッタ」のヒップシートは、機能性とコストパフォーマンスに優れた選択肢です。最大15キロまでの耐荷重があり、1歳から3歳までの幼児にぴったりです。
このヒップシートは、腰への負担を最小限に抑えるデザインで、長時間の抱っこでも疲れにくいのが特徴です。
また、ウエストが60㎝～110㎝まで対応しており、すっきりとしたママやガッチリとしたパパにも体系を選ばず使えるようウエスト部分が調節できるようになっています。
ケラッタのヒップシートは、機能性と便利さを兼ね備えており、忙しいママやパパにおすすめです。
ハグー抱っこ紐 ヒップシート
ハグーの抱っこ紐ヒップシートは、ショルダーバッグとヒップシートが一体型になっています。最大20キロまでの耐荷重があり、6か月～4歳の子供をしっかりサポートします。
この商品は、抱っこ紐より手軽でスリング型より収納も大容量なのでお出かけに最適です。
保育園や幼稚園の送り迎えやテーマパーク、旅行の際にあると便利でママやパパに人気があります。
デザインもモダンで、どんなシーンにもマッチするため、日常使いに最適なアイテムです。
ヒップシートはどんなときに使う？
ヒップシートは、特に1歳から3歳までの幼児を抱っこする時に便利な育児グッズです。
2歳児ともなると歩き始めて動き回ることが増えますが、長時間歩くと疲れ果てるため、親が抱っこする場面も少なくありません。
このようなときにヒップシートが役立ちます。腰に固定できるため、抱っこ紐に比べて親の腰への負担が軽減されます。
さらに、さっと装着できる点も魅力です。公園で遊んだ後や、お買い物中に長時間立っている時など、一時的に抱っこが必要になるシーンでも重宝します。
また、子供が眠ってしまった場合や、お祝い事などで長時間外出する際にもヒップシートは非常に便利です。
耐荷重や耐久性にも優れたおすすめの製品を選ぶことで、安全に使い続けることができます。
ヒップシートはいつからいつまで使える？
ヒップシートは、赤ちゃんが自分で座る姿勢を保てるようになる生後6ヶ月前後から使用することが一般的です。
生後6ヶ月頃から1歳、2歳、そして3歳までの時期に、特に疲れにくい育児アイテムとしておすすめです。
3歳まで使用できる理由は、ヒップシートの多くが20キロ以上の耐荷重を持っているため、しっかりと子供の体重をサポートできます。
目安としては3歳までですが、お子様の体重が20キロをこえるようであれば安全性を考え使用を中止するようにしましょう。
特に、歩き始めたばかりの1歳や2歳の幼児は、頻繁に抱っこを求めることが多いですが、自分で歩くことも少しずつ増えるため、ヒップシートが非常に便利です。
重さに耐え、長時間の使用でも腰に負担がかかりにくい設計が多いのが特徴です。
一方、子供の成長とともに、抱っこ紐では重さが負担になることが増えるため、ヒップシートはその点で優れた選択肢です。
使用する際は、メーカーの推奨する使用開始月齢や体重を確認し、安全に利用しましょう。
特に2歳から3歳になると体重も増えるため、耐久性の高いヒップシートを選ぶことが重要です。
ヒップシートと抱っこ紐どっちがいい？
ヒップシートと抱っこ紐は、どちらも育児中の親にとって便利なアイテムです。抱っこ紐は新生児から使用でき赤ちゃんと密着することで安心感を提供します。
また、両手が空くため、家事や買い物にも便利です。しかし、歩き始めた1歳2歳3歳の子どもに対しては長時間の使用が腰に負担をかけることもあります。
一方、ヒップシートは腰に巻きつけるタイプで、重心を分散させて腰への負担を軽減します。
歩き始めたばかりの子供を一時的に抱っこする時には便利です。
また、取り外しも簡単で、外出時の着脱がスムーズに行えます。
どちらを選ぶかは、使用するシチュエーションやお子さんの年齢・体重に合わせて選ぶことが大切です。
子供が歩きたがる、抱っこ・降ろす事が多い場合にはヒップシートの方がおすすめです。
ヒップシートが必要な人とは？
ヒップシートは、特に1歳から3歳の幼児を抱っこするときに便利な育児グッズです。
歩き始めたばかりの赤ちゃんや、もう少し成長した2歳児、3歳児を連れて外出するママにとって、腰や腕への負担を軽減してくれるのがメリットです。
特に、長時間の抱っこが必要な場合や、お出かけの際に子供が疲れた時にさっと抱っこできる柔軟性が求められるシーンで大活躍します。
さらに、ヒップシートは腰だけでなく、肩にも負担を分散できるため、疲れにくい設計になっています。
おすすめなのは、耐荷重がしっかりとあるもので、安全性と耐久性に優れた商品を選ぶことです。
ヒップシートがいらない人は？
ヒップシートは便利な育児グッズですが、全ての家庭に必要というわけではありません。
例えば、赤ちゃんが新生児から1歳未満の場合、ヒップシートよりも密着度が高くサポートがしっかりしている抱っこ紐の方が適しています。
また、腰や肩に負担がかかりにくく両手が空くデザインの抱っこ紐は、家事や買い物などの際にも役立ちます。
さらに、赤ちゃんや幼児がすでに歩き始めており、頻繁に抱っこする必要がなくなった場合は、ヒップシートの利用が減ることがあります。
2歳からは自分で歩くことが多くなるため、ヘビーな使用頻度が想定されないなら、ヒップシートの購入を見合わせるのも一つの選択です。
ヒップシートの正しい使い方
ヒップシートを正しく使うことで、赤ちゃんを安全に抱っこでき、親の腰への負担も軽減されます。
1歳2歳3歳の幼児を抱っこする際には、適切な装着方法と注意点をしっかりと理解し、使用することが重要です。以下に、基本的な装着方法と使用上の注意点について説明します。
基本的な装着方法
ヒップシートの基本的な装着方法は以下の通りです。まず、ヒップシートのウエストベルトを腰に巻きつけ、しっかりと固定します。
このとき、腰への圧力が均等にかかるように注意してください。
次に、赤ちゃんを持ち上げ、ヒップシートの上にそっと座らせます。赤ちゃんの体が必ずシートにしっかりと安定するように位置を調整します。
続いて、ショルダーベルトタイプのヒップシートの場合は、ショルダーベルトを肩にかけます。
肩ベルトが赤ちゃんをしっかりと支え、親の肩にも無理なく負荷が分散されるように調整します。
最後に、安全ベルトやストラップがある場合は、それらも忘れずに装着し、安全性を高めます。
使用上の注意点
ヒップシートを使用する際にはいくつかの重要な注意点があります。まず、安全性を確保するために、使用前に必ず全ての部品が正しく装着されているか確認してください。
ウエストベルトやショルダーベルトが緩んでいる場合は、しっかりと締め直します。 次に、赤ちゃんの体重と年齢に適したヒップシートを選ぶことが大切です。
1歳2歳3歳の幼児の場合、耐荷重が確実にその体重に対応できる製品を選んでください。
また、赤ちゃんのバランスが崩れないよう、動きが激しい場合や高いところに登る際は一旦降ろすようにしましょう。
長時間の使用は親の腰や肩への負担を増やすため、適度な休憩を挟むことをお勧めします。
ヒップシートのお手入れ方法
ヒップシートは、適切なメンテナンスとお手入れをすることで、長期間快適に使うことができます。
ヒップシートの清掃方法や保管方法について詳しくご紹介しますので、参考にしてください。
ヒップシートの清掃方法
ヒップシートの清掃は、大切な育児グッズを清潔に保つために重要です。まず、使用する洗剤が子供に安全であるか確認しましょう。
基本的に、ヒップシートの布部分は取り外して洗濯機で洗うことができます。ただし、ファスナーやベルクロ、バックルなどの部分は手洗いを推奨します。
- 使用後は必ずホコリや食べ物のカスなどを取り除いてください。小さなブラシや掃除機のノズルを使うと簡単です。
- 汚れが目立つ部分には、中性洗剤を薄めたぬるま湯を使い、柔らかい布やスポンジで優しく拭き取ります。
- 布部分は洗濯ネットに入れて、洗濯機のデリケートモードで洗います。漂白剤は繊維を傷めるため使用しないでください。
- 洗濯後は日陰で自然乾燥させます。直射日光や乾燥機の使用は避けてください。
これらの手順を守ることで、ヒップシートを清潔に保ち、長持ちさせることができます。2歳以上のお子様にも安心して使用できます。
ヒップシートの保管方法
ヒップシートを長期間使用するためには、適切な保管方法も重要です。まず、清掃をきちんと行い、乾燥が完全に終わってから保管します。
- ヒップシートをお子様の手の届かない場所に保管してください。これは安全性を確保するためです。
- 直射日光や高温多湿の場所は避けてください。これにより、素材の劣化やカビの発生を防ぐことができます。
- 保管する際は、ヒップシートを折りたたまずに広げた状態で平らに置くと良いでしょう。こうすることで、素材の形状保持ができます。
- 長期間使用しない場合は、密閉できる袋やケースに入れて保管し、ホコリや虫の侵入を防ぎます。
正しい保管方法を守ることで、ヒップシートの劣化を防ぎ、いつでも快適に使用できる状態を保つことができます。
アクティブなお子様とのお出かけにはヒップシートが大変便利ですので、メンテナンスと保管をしっかり行いましょう。
おわりに
この記事では1歳から3歳のお子様を持つママにぜひ知ってほしいヒップシートの選び方とおすすめをご紹介しました。
ヒップシートは育児をより楽にし、腰や肩への負担を軽減するために非常に便利です。
歩き始めたばかりのお子様を抱っこする際に最適ですので、ぜひご自身とお子さんのニーズに合った最適なヒップシートを見つけてください。育児の負担を軽減し、子育てをもっと楽しみましょう。
